大学時代を入れると50年振りとなる。
やっぱ、楽しいねぇ。
この調子で、熊本、志布志、宮崎を愉しみますよ。
鹿児島のみなさんありがとう! またね!
前にも言ったが、10ヶ月もの間「RealLive」をしなかったのは、
大学時代を入れると50年振りとなる。 やっぱ、楽しいねぇ。 この調子で、熊本、志布志、宮崎を愉しみますよ。 鹿児島のみなさんありがとう! またね! 間隔を開けた客席はマスクの花が満開で、私の前にはアクリル板。
MC の時には換気のためにスタッフがコンサートの流れを 損なわないように、こっそりとドアを開けていましたが、 気が付けば、いつものコンサートと寸分違わない雰囲気が ホールを満たしているように感じました。 久し振りと言う事もあって久保田君と入念なリハーサルをする。
だが、演奏の確認は何度もするけれど、モニターの音質やバランスの注文はほとんどしていない事に気が付く。 「そうか、ターザンのせいか。」と納得する。 今回のツアーは、久留米のPAのターザンが同行してくれていて、 彼は僕と久保田のモニターの好みを熟知しているのだ。 つまり、音響の不安はほぼ無くなると言う事で、 僕はリハーサルで歌唱の「ニュアンス」に専念すれば良いという 事なのだ。そういうことって精神的にとても楽なんだ。 サイキの山内さんの気遣いなのだ。感謝。 満塩さん以下鹿児島音協のみなさんやサイキの山内さんが
「経験を踏まえて出来る事は全てやった。」と言う様に ロビーのグッズ売り場も以前とは様変わりしていました。 ステージに上がる僕も、もしかすると会場に来て下さる方々も あらためて気を引き締めようと思った事でしょう。 僕らも今回のツアーでは食事こそしますけれど、 どれだけ親密な関係であれ地元の方々との「打ち上げ」は 涙を飲んで中止としました。 出会いや親交を深めるのは、スタッフに守られたステージで 思い切り発散するとしましょう。 コンサートも勿論だが、私の中で鹿児島といえばこの 「鹿児島御当地ラーメン」だ。 最初食べた時は「何だ?このぼやけたスープと間延びした麺は!」だったのに、何故か気になって2回目に行ってからはもう ここしかない唯一無二の味わいに病みつき。 鹿児島に「前乗り」してその足で直行。いつもの大盛りを頂く。 だがいつもと違っていることがひとつ・・・・ コの字型のカウンターに、お客さんがいない。 この40年で初めての事だ。 今年3月からスタートするはずだった「星霜」ツアーが遂に
椅子を間引きして50%の客席を用意して11月7日鹿児島から スタートした。いやぁ、ライブはいい。 「ツボッチ探偵団」を楽しみにしてくれている皆さん、 「九州ツアー」の報告が遅れてすいません。 最終日の宮崎を終えて東京に戻ったけれど、「BESTⅡ」の レコーディングや打ち合わせが待っているので ツボッチを怠けております。 今日からぼちぼちと綴っていこうと思いますのでよろしくね。 何やら怪しいものがテーブルに拡げられてますが、 これは抗体検査のキットなんだそうです。 いよいよ九州ツアーが始まるので、私の体内に変なウイルスが 侵入していないかを確かめるのであります。 これは、現在感染しているか、過去に感染していてすでに抗体が 出来ているのか、まさに今感染しているのが分かるそうなんです。 一緒に九州に同行する、久保田君もマネージャーも検査の 結果は「陰性」だったそうです。さて私はどうだろう。 なんか、ドキドキしますね。 レコーディングの合間に検査して見たのだった。 結果は、私も「陰性」と出ました。
さぁ、充電していたパワーを解き放つ時が来たのだ!! 鹿児島、熊本、志布志、宮崎の皆さん! 手ぐすね引いて待っていてちょーだい! 「細坪BEST Ⅱ」のレコーディングに参加してくれたメンバー様が
初めて全員集合しました。(一応、密を避けてマス) このみなさんに、藤田さんを加えたBESTメンバーで、 来年の1月9日「Nature of Year」に臨みます。 50%の客席ですが、何が飛び出すかいまからワクワクです。 参加する皆さんも、体調を万全にしておいてね。 レコーディングは良い感じで進んでます。
今夜は満月。 地球から一番遠い満月をBlueMoonって呼ぶと聞いたことがある。 文字通り今日の唄入れは「月に吠える」と言うより歌は 「月を愛でる」ようなメローなバラードでした。 そうか!今夜はBlueMoon満月。このタイミングで 「MoonMovie」に「Blue」をアップしようと思い立った。 帰宅して時計を見ると満月になる11時49分までには2時間程ある。 DVD「GrapeVine」でタムジンさんが「こんなの作って見たよ」と 見せてくれたBlueのMV(ミュージックビデオ)を急いで編集して 満月になる40分前にアップする事が出来た。 さて、明日もレコーディングだ、そろそろ寝るかと思い、 一応確認でYouTubeの「Blue」を観た。 「どういうこと?」映像と音声がバラバラではないか! 急いでいたので、どこかでズレたことに気が付かなかったのだ。 慌てて、動画を削除して作り直したMVを差し替えた。ほっとした。さて、ベランダで「月光浴」させてあるクリスタルを回収して 寝るとしますか。 Harvest Moonに集う皆様! たくさんのBirthday message を寄せていただき感謝感激です。 レコーディングから戻って、ゆっくりと読ませていただきました。 46年唄い続けていなければ、こんなにたくさんの祝福を 味わえなかった事でしょう。 ますます、「細坪の音楽」を突き詰めて行く勇気と覚悟を 皆さんからいただきました。 誕生日の昨日はレコーディングで都留スタジオに行きました。 旧友でミュージシャンの皆さんが恒例の誕生ソングを 唄ってくれました。60過ぎのオヤジ達の歌声は響きました。 この日は河合さんのアレンジ曲のコーラスを録音しました。 皆さんからのメッセージのお返しにその模様をちょっとだけ。 2020/10/26 birthday chorusこの日は、ピアニスト妹尾武さんに思い切り、腕を振るって いただきましょう。 河合さんのウッドベースとタケちゃんのアコースティックピアノ。 「ドンカマ」なしで「阿吽」で演奏してます。 垂涎モノですわ。 都留さんのバイオリンとも共演。 「Nocturne」を思い出します。こちらも「赤ワイン」を欲す。 ミュージシャンと友達なのか、友達がミュージシャンなのか、 もうよく分からんくらいフレンドリーなスタジオです。 そこ、どけどけ〜ぃ!と、ふたりの間を割って 河合アレンジ曲でタケちゃんが弾くキーボードを移動中。 都留スタジオのオーナーは忙しいのじゃ。 そして今日も、一日が過ぎて行く・・・。 新しいAlbum「AutumnMorning」の写真をカメラマンの 大川壮一郎さんにお願いした。 「壮」は違う字なのだが訓読みが分からず見つけられなかった。 ・・・・・「 大川奘一郎」 大川さんは70年代のフォーク系ミュージシャンに愛されたカメラマンで、長渕剛のほとんどは大川さんだし、吉田拓郎、南こうせつ、正やん、イルカ、浜田省吾と僕の知る限りでもこれだけいる。 ふきのとうの中期やソロの「木精」や「洋燈とガラス玉」も 大川さんに撮って貰っている。 無駄口は叩かず、笑顔を絶やさない小柄な人で、 お酒が入るとテンションが上がった。 アシスタントはほとんど同行させずカメラの機材を詰め込んだ とても重たい黒のバッグをいつも2コ以上は背負っていた。 ソロになったばかりの頃だったかな、 何かの写真撮影のために沖縄に同行して貰った。 いくつかの写真撮影を終え、コンサートの翌日は午前中から 沖縄の街をバックに撮影しようとなった。しかし、 打ち上げで絶好調になったわたしは、飲み過ぎて 朝撮影出来る状態ではなかったのだが必死でロビーに降りた。 「大丈夫?ツボちゃん。」と言いながら笑っている。 「午前中は浜辺でのんびりしようか、そのうち元気に なるんじゃない。」といつもの笑顔で助け船を出してくれた。 彼が撮る写真と同じようにいつも優しい人だった。 あの時、知らないうちに浜辺で撮ってくれた僕のポートレートは 他のどんな写真より自分らしいと思った。いまでも好きな一枚。 「AutumnMorning」の「優しい秋」のイメージは 大川さんだなと思い、久し振りに彼に連絡した。 「あちらこちらロケハンして回ったんだけど、 代々木公園がいま最高。」と提案してくれた。 鮮やかに紅葉した枯れ葉舞い散る代々木公園で撮影は行われ、 それはアルバム「AutumnMorning」の表紙になった。 2001年の事だ。そして2008年に大川さんは天国に逝った。 コロナの折りの整理整頓作業で出てきた「AutumnMorning」の 動画は、VHS動画作品の「Year of the Nature」の収録とは 少し違っている。ラストのクレジットがない代わりに 撮影スタジオのシーンがインサートされている。 そこに、大川さんと萱森君の姿もあった。 「ところでさ、あの公園の動画は誰が撮影したんだろう」と マネージャーに聞いてみた。ぼくはまったく憶えていなくて、 「マジお宝映像」を発見した気分だった。 「私ですよ。何かの資料になると思って撮っておいたんです。」 「そうだったねぇ、素晴らしい。でも編集もなかなかイカした 作品になってるよねぇ。本編とも違うしさ。」 「阿部さんですよ。何かの話の流れで阿部さんが、 俺が作って見ようかとなって、その時のビデオ動画を阿部さんに そっくり渡したんです。」そうだったか。それでも明確に 思い出せないでいる私だった。(年齢か?) デザイナーの萱森君も「Crossroad」「君の心の開いてる ドアから」「夜想曲」「Autumn Morning」を一緒に作った後、 風の噂で天国に逝ったことを知った。 そして動画を作ってくれた阿部さんは、札幌の時代に知り合い, ツアーから戻ると彼のスタジオに入り浸り「雨上がりの午後」 「何故愛は」「さよなら」等々のデモテープ作りと称して 阿部さんのスタジオで朝が来ても足りないほど遊んでた。 それは東京に戻るまで続いた。 彼の危篤を聞いて彼の住む札幌に僕が到着したその日の夜に、 天に召された親友だった。あれから10年になる。 「Moon Movie」にアップした「Autumn Morning」は、 僕にとって、偶然見つけた天使達からの贈りもののようだ。 とっくに彼らはどこかの惑星で生まれ変わっているに違いないが、 彼らの分もというよりも自分自身が生まれてきて本当に良かった、 彼らと,そして君と出会えてホントに幸せだったと、 誰かに伝えるのではなく己の心が嘘偽りなく得心する人生を 全うしたいと願っている。 天使達の贈りもの「Autumn Morning」を見ていると そんな思いが頭の中をよぎってゆく。 画面では、「木」に登っているおじさんが「気」になり、 落ち穂拾い?のおじさんが平気で 撮影中の私の後ろをよぎってゆくのだった。 都留スタジオに縁の深いミュージシャンのみなさんに集って頂き、良い雰囲気でレコーディングをやってます。 河合さんのアレンジ曲に久保田さんが、ギターを入れてたり。 関さんのアレンジ曲に河合さんがベースを入れます。 換気がてらスタジオを出ると外は雨。 秋らしい冷たい空気が心地良い。 録音した楽曲をみんなで聞き直している。 都留さんが補充してくれた上手いコーヒーを飲みながら・・。 久保田さんが、これから一曲唄うところ・・・ではない。 そんな訳で、レコーディングは果てしなく続くのだ・・・。
「宝物」になる予感がすでにビビッと・・・。 SoundofLiving参加のみなさんへ
昨日は、生配信ライブ「SoundofLiving3」に 参加してくれたみなさんありがとうございました。 3度目にして、いろんな事が起こりましたねぇ。 リアルタイムで見ていたみんなはびっくりしたでしょう? 僕達でさえ「どした?どした??」な2回の? オープニングでしたものね。 どうやら飛躍的に画像を良くしたぶん、データが重くなり、 各家庭のWi-Hi環境によっては、画像がカクカクしたみたいです。 特に有線LANではなく無線LANを使っている家庭では 電波を拾うのが弱いみたいで、 そんなときは、動画を一度止めて「URL」を新たに 入れ直すと戻ることもあるのだが そんなところから説明する配慮も必要だった。 多少画像を以前に戻しても、今後「カクカク」は 避けますと松尾君も言ってました。 今回、画像トラブルに遭われたみなさん、ごねんなさいね。 今後「SoundofLiving」が僕らやみなさんにとって愉しい 「アイテム」に成長することを願いながら・・・。 「Sound of Living3」の生Liveが迫っているので、 自宅の部屋でギター片手に「歌い方」の練習をしていたのです。 そうこうしているうちに、今後のあれこれの練習もしておこうと ヘッドフォンを取り出して、大きなボリュームでオケを鳴らし それにに合わせて唄っているうちにだんだん絶好調になって来た。本番さながらの気分でしばらく唄っていると 机に置いてある携帯が「ぶるぶる」と震え出した。 何か叫び声が聞こえてくる。 家がだんだんと近づくにつれて、それは大きくなっていった。 その声は聞き慣れた父の歌声だとすぐに気が付いた。 数軒前あたりまで来ると、その歌声は近所中に響き渡っている。 唄っている歌詞の内容もはっきりと聴き取れた。 おそらく部屋の窓を全開にしていることをすっかり忘れて 絶叫しているのだなぁとすぐに直感し、携帯を鳴らした。 「あのさ、まるで野外コンサートみたいになってるんですけど。」 私は電話を切った後、今更なのだが部屋の窓を全部しめた。 だが練習を続ける気にはなれない。赤面とはこのことだ。 唄っていたのは「午前零時」・・・。 愛してもいいね さりげなく聞いた 微かに笑う瞳の奥 哀しすぎて綺麗 静かな昼下がりの住宅街に鳴りひびく アカペラ「午前零時」・・・恥ずかしすぎる。 PS 開店したホームページの「shop」が あっという間に「残りわずか」マークが出るくらいに おかげさまで大好評なんです。 コロナ禍故の応援、励ましも含まれているのでしょうか。 ホントにありがとうです。 ただ、自動的に出るらしい「残りわずか」の赤い文字が ちょっとバーゲンセールみたいなので消してもらいますね。 *ツボTシャツで使っているTシャツがリニューアルで 納期が遅れている種類があるんだそうで、 注文してくれたみなさんの手元に届くのが少し遅れそうです。 ごめんね、もう少し待っていて下さい。 これからもGrand open?した「shop」をよろしくお願いします。 そして「10月10日」は「 Sound of Living 3」ですね。 都留スタジオで逢いましょう!! そうそう「午前零時」は唄いませんから。 「goodsshop」が出来ました。
カードでも送金でも可能なので、お好きな方でお申し込み下さい。 「星霜ツアー」のTシャツは「ツアー」をしていないので みなさんに買ってもらえず可哀相な事でありましたが、 新装オープンの「shop」で申し込んでくれたならどんなに 嬉しいことでしょう。これからは時々のぞいててみてね。 よろしくお願いしま〜す。 ちなみに商品のディスプレーは名誉店長のツボちゃんです。 この頃のお知らせはコンサートの延期だの中止だとかばかりで ぱっと明るいお知らせがありませんでしたよね。 ですがここに来て予断は許されませんがやっとワクワクするような話題を続々とみなさんに発表出来る状況になって来ました。 その第一弾が「SoundofLiving 3」の生放送です。 前回同様、みなさんに送られて来た「URL」を「ポチっ」と 押すだけの簡単操作で見ることが出来るシステムになってます。 詳しくは、スケジュールのPageを参照して下さい。 カメラも4K、8K対応で新しくなり(松尾さんリキ入ってます) 画像が飛躍的にアップして臨場感たっぷりです。 今回はどんな風景かと言うとズバリ「秋の色と風」 お楽しみにしていて下さいね。 生配信終了後から10月11日の20:00まで見逃し配信もあります。 MoonMovieに軽く「リハーサル風景」を上げておきました。 35年以上前から、日課にしていることがある。 それは、365日の冷水シャワー。 月に2~3回は抜けることもあるが、ほぼ毎日水を浴びる。 身体に良いと信じ始めたのは「落下する水の飛沫には大量の マイナスイオンが発生する」と読んだから。 本当はデカい崖の上から落ちてくる滝に打たれるのが 良いのだろうが、私はそんな時間も勇気も持ち合わせていない。 遠い昔、すれ違う車も無い山陽地方の山道を走っていた時のこと、 手頃な小さな滝を発見!人通り(車通り?}もなかったので、 これ幸いに車を路肩に止めて滝に打たれてみることにした・・・。 それはとても爽やかだった。 大浴場にある「打たせ湯」の5倍くらいの威力だ(?)。 目を閉じて印を結び、憶えていた金剛薩埵のマントラを 唱えてみた。どどどど・・・という音を聞きながら エセ山岳密教修行者を楽しんでいたのだが、何かの物体が 私の隣をすり抜けて行った時、ふとこんな妄想が脳裏をよぎった。 「滝の上から大きな丸太が流れて来たとする」 「その丸太が落下して偶然にも私の頭を直撃したとする。」 「その衝撃に気を失った私はドンドン河下に流されていく」 「頭部の激痛で意識が戻った私は穏やかな河のせせらぎを 揺蕩っていた。気が付いた時はここが何処なのか 自分か誰なのか思い出せない全ての記憶を失っていたのだ。」 「しかもトランクス一枚の格好でだ。」 急に怖くなった私はそそくさと滝を後にした。 それ以来、「マイナスイオン浴」は安全第一な バスルームのシャワーと決めている。 北海道の冬のシャワーは「よっしゃ!」と言って覚悟を決めて 冷水を浴び頑張って最低20数える。 みなさんにお勧めはしないが、これは爽快。堪らん! それがである。昨日、9月26日の朝。 いつものように水シャワーを浴びた時「あら、冷たい」と感じた。 まだまだ9月なのに・・・・。 「爽やかより、冷たいが先に来てしまった。」 ヤバい!こんなことでは安直な「水シャワーの行」も今年で ひとまず終わるのか?そんなつもりもないのだけれど 「寄る年波」ってやつが私にもやって来るとは・・・。 今年の冬、新聞の片隅に「フォーク歌手細坪基佳、 バスルームで倒れる」という記事がひっそりと載っていたら、 「あぁ、アイツ水シャワーをやりやがったな。」と思って下さい。 ってな。 ホントに、秋がやって来ましたねぇ。 MoonMovieも「夏の終わり」から「秋の風景」に行きましょう。 「木の葉が風に」を聞いて下さい。 そして、都留スタジオでも何かが始まりました。 47回目の9月21日です。
デビューした頃は先の事なんか なにも考えていなかった。 デビュー当時はお盆に故郷に帰った時などの宴席で、 酒の入ったそう親しくない親戚のおじさんに 「基佳、お前将来どうするんだ? 何時までもそんな事してられないだろう」と言われた。 心配なのか嫌みなのかよく分からない言葉に 僕は曖昧に笑ってやり過ごす。 そのくせ東京の音楽業界の事を聞きたがる。 地方のアマチュアバンドがメジャーデビューすることは そんな簡単な時代じゃなかった。 大学生になって、いくつかの音楽サークルに顔を出し始めた。 サークルの先輩山木氏が作リ貯めていた曲を僕が歌い始めた。 自己紹介のないまま、初対面の日からそれは始まった。 良くも悪くも不純物なして「唄が繋げる関係」がそこにあった。 その関係は解散まで続いた気がする。 すすきののライブハウスで唄い始めた。 大家の佐藤君らと3人で結成したフォークロックバンドで CSN&Y やガロのコピーを唄っていた。 「ノーム(濃霧)」というバンド名で 深い霧で先がまるで見えないという意味だった。 アマチュアコンサートに出場し始めた。 サークルの定例コンサート、他校の学園祭のゲスト。 おそらく偶然?東京の音楽関係者が地元の女友達に連れられて 僕のバイト先のライブハウスにやって来た。 休憩中の僕に名刺を見せ、もしもやる気があるなら プロデビューしないか?と言う事だった。 この日は私ひとりのステージで、ギター抱えた弾き語り。 私のギターテクニック?を目の当たりにして、 よくぞその気になったもんだ。即答で「お断り」をいれたのだが、 後日、山木氏のことも紹介した。 東京の音楽関係者は山木氏の楽曲の素晴らしさを知り、 猛攻撃をかけてきた。 ほだされたというか、2~3年の東京暮らしも悪くないかなぁ。 と言うのと、全国で何処まで自分は通用するのだろうか? という好奇心とも相まって大学4年生の春「休学届」を提出した。 デビューした頃は先の事なんか なにも考えていなかったんだ。 その後のことは、ここで語るには長すぎる・・・。 47年を振り返るなら、 素晴らしい出会いの中で結成した「ふきのとう」に感謝。 そして、残念ではあったけれど「ふきのとう」の解散も いまの細坪になって行くためにはとても重要なことだった。 その後、二郎さん、ヤッサン、潤子さん、NSP、三浦王子・・ それから、信頼するスタッフのみなさん・・・ たくさんの素敵な出会いがあったからこそ いまもこうして唄い続けているのだろう。 旧友の都留、河合、久保田、関、妹尾・・・ 彼らと、もうすぐ次のミッションが始まる。 47年目の初日、この日を一緒に祝ってくれる皆さん。 最近はもう聞き飽きているかも知れませんが、やっぱっり言うよ。 いつも、ありがとう! 細坪基佳拝 続々と皆さんのお家に「野音」が届いているようですねぇ。 時間はたっぷりあったので「ブックレット」も凝ってましょう。 喜びを再びみなさんと共有出来てとても嬉しい!! まだ届いていない方もきっともうすぐですからね。 ただ、予約していないひとのところには、 いくら待っていても行きませんから・・言っときますけど。 しばらくハマっていてくださいね。 その間に私達は次の「お楽しみ」の準備に入っておりますよ〜。 |
私なりの絵日記 つぼっち探偵団 数えてみれば もう10年ですねぇ 飽きっぽい私ですが ついつい皆さんの リアクショと応援に 後押しされてここまで 続けることができました 自分のペースでのんびりと報告していきます これからも時々 様子を見に来てください |