東京に戻りる便を遅い時間にしたので
ゆっくり松山を観光しましょうと言うことに
なって「ツボさん、どっかいいとこ考えて
おいてね」と振られたのだが、
実はあまり浮かばなかった。
四国こそが日本神話の舞台ではないのか
と言う説が今バズっているのだが、
それを体感し検証する面白さは阿波の国・・
今で言う徳島県の方に見所が多いのだった。
まぁ、明日は道後温泉あたりを
まったりと楽しみましょう。
と、なってその日は寝た。
何故か明け方5時ごろ爽やかに目が覚める。
そしてこんな思いがぽっと頭に浮かんだ。
「 そうだ! 愛媛県と言う名前の 由来である、
愛比売命(えひめのみこと)という女神を
祀っている神社がきっとあるはずだ。」
日本神話によると伊奘諾尊と伊奘冉尊が
高天原からオノコロ島に降り立ち
大八洲を産む時に最初の淡路島に続いて
二番目に産んだのが四国だ。
この島はひとつの体に4つの顔があったと言う。
その顔ごとに伊予、讃岐、粟、土佐と
四つ名前を持っていた。
そこには 男神2人と女神2人がいて
その女神の1人が愛比売命という訳なのだ。
「 かなり美人の女神」と言う意味だ。
ちなみに愛比売が愛媛に変わったのは明治2年。
愛比売命を祀っている神社を検索すると、
「伊豫豆比古神社」が出てきた。
祭神は四柱いて、
「伊豫豆比古の命」・・伊予の男
「伊豫豆比売の命」・・伊予の女
「 伊与主の命」・・・伊予の親分
そして「愛比売命」・・ 愛らしい太陽のような女性(日女)
これは間違いないでしょう。
松山以外考えられない神様の布陣。
僕も初めて聞く名前の神様ばかりだ。
道後温泉で軽くランチをした後
私たちは「伊豫豆比古神社」に向かったのだ。
「風来坊」のオーナー森田さんが
わざわざ車を出してくださった。
ありがとうございます。
どんな発見があるのやら・・・ワクワク。