奇妙な夢を見る人が増えてるとか・・・。
この長い自粛生活で不安や運動不足で、
睡眠の質が落ち頻繁に目が覚めて、
思い出せる夢も増えている。
これをパンデミックドリームと言うんだってさ。
(YAHOO!newsより)
奇妙ではないが、久々に今朝
目覚めた時にはっきりと憶えていた夢がある。
卒業して一度しか合っていない小学校の同級生の女の子が
その時の姿のままで登場し、「この映画、面白いよ、
見せてあげる」と言って三島由紀夫と東大全共闘との討論会の
映像を送ってくれた。
オープニングだけだったけれど、かなり面白かったと
返事をしたら、「MoonMovie」でアップしたら?と言う。
それもいいなぁと思い編集し始めたのだが、はたと気が付き
「法律違反になるからだめだよ」と連絡すると、
「権利を持っているのはポールスミスという人で、その人と
もう話は通しているから。」という。
ポールスミス?
「それ、服屋さんじゃないんかい!!」と
自分で突っ込みを入れたところで目が覚めた。
人は何故「夢」をみるのか?
未だに明確な答えは出ていないらしいね。
よく言われているのは、脳が受け入れた数多くの情報を
整理整頓するのは睡眠中で、夢はその作業中に起こる副産物。
とは言え、夢って不思議だよね。
まったく面識のない人物が登場したりね。
だれが知ってるのこの人?って言う人が、
そこそこいい脇役だったり、最近の知り合いの人
が私の実家での出来事に参加してたり、
夢を見ている本人(私)さえ、
想像もし得ない「結末」を夢が用意していてくれたり。
オチがまだ分からないウチに目覚めた時は、
その続きが知りたくて敢えて二度寝したりもするよね。
ここだけの話、
他人の夢の話を「うんうん」と聞いている時ほど
退屈なこともないよね。
映画のストーリーでも「夢オチ」はよほどの
プロットがない限りタブーだものね。
ただ、ぼくが教えてもらった「夢の話」で
今でも面白いなぁ、と思うのがひとつある。
聞く?それはこんな夢の話だ。
大きな河川の土手の上で体育座りしながら、広がる青空を
ボーっと眺めていたら、空の向こうから「UFO」が飛んできた。
「何だかしょぼいUFOだなぁ、糸で吊っているような
不安定な動きだぞ」と思いながら眺めているとそれは近くまで
接近して、フッと消えた。「なんだ、いなくなっちゃった。
あれは本当にUFOだったのかな。」と思ったその時、
彼の背中を軽く「トントン」と叩くものがいる。
えっ、と振り向いてみると、そこに光沢のある銀色の宇宙服を
着た小さな宇宙人が立っていた。
さっきのUFOに乗っていた宇宙人だなと確信した。
しょぼいUFOと同じくらいしょぼい宇宙人が
こちらをじっとみていた。
宇宙人はおもむろにこう言った。「失敗しちゃったね。」
「はぁ?俺が失敗?何?」聞き返すと宇宙人は
「失敗しちゃったね。」と、もう一度言った。
「失敗しちゃったって、何が?」宇宙人は無機質な声で
こう言った。「あなたの人生」
トンボのような二つの目でこちらをみながら、宇宙服の胸の下
あたりに付いている「赤いボタン」を指さし「押す?」「押す?」と聞いてきた。「その赤いボタンは?」
「リセットボタン、あなたの人生のリセットボタン」
というと、「押す?」と再び聞いてきた。
彼は、しばらく押すか、押さないを思案した・・・
そして目が覚めた。
彼は同じ夢を3日連続で見たと言った。