霞神社には「白蛇伝説」があったんだね。
そうそう、日本一古い大神神社の大物主とモモソ姫のエピソードが
まだ終わってなかったね。
モモソ姫と大国主2
モモソ姫は旦那が本当の姿で「櫛入れ」の中にいると言うので、
ある日、こっそり自分の「櫛入れ」を開けてみた。
すると箱には真っ白い蛇が身をひそめてこちらを見ていたのだ。
あり得もしない出来事に思わず悲鳴を上げたモモソ姫。
すると白蛇は「約束を破ったな!」と言うと、素早く三輪の山に
戻ってしまわれた。そして二度と戻ってくることはなかった。
おしまい。
ね、面白いでしょ。
日本最古の神社の神様は実は「白蛇」だなんてね。
大国主命とは大国の王、大物主とは物の怪の王、大巳貴とは
尊い大蛇・・・大神神社の神様とは何者なんだ?
教科書には書かれていない。
ちなみに、モモソ姫だけど、彼女のお墓は奈良にあって
日本で一番古い前方後円墳だと言われている箸墓古墳なんだ。
邪馬台国のあった場所は「北九州説」が今まで有力だったけれど
この箸墓古墳の存在で邪馬台国畿内説が最近騒がれているのだ。
卑弥呼の時代と箸墓古墳が作られた時代が一致するらしい。
「卑弥呼と白蛇(日本最古の神?)」の物語が
日本最古の大神神社で、今もなお語り継がれているという妄想。
その伝承の始まりがこの九州の地だったのではという妄想。
じつに楽しい。