お腹が充たされてようやく周りを見渡すと神棚?が見えた。
中を覗くと普通なら格の高い八百万の神々の名前入りの御札が
入っているところに白い模様のある大きな石が置かれている。
どうやら「白蛇」に見立てた石のようだった。
宮崎県に限らず日本各地に「白蛇伝説」はある。
日本最古と言われる奈良桜井の「大神神社」ってあるでしょ。
本殿のない神社で主祭神は「大物主」(大国主命の別名)
なんだけどもこんな面白いエピソードが残っている。
モモソ姫と大国主1
「ヤマトトイモモソ姫」は旦那様が自分の所に夜にしか
やって来ないので実は顔をはっきりと見たことが
ありませんでした。そこである日、旦那様の大物主に
「あなたの顔をちゃんと見たいわ。」と言うと
「そりゃ、もっともな話であるなぁ、と「次回は姫の櫛入れの中に入っているから私の本当の姿を見るが良い」と言った。
そしてこう続けた「その代わり俺をみてびっくりするでないぞよ。」と念をおした。