妹尾さんの心のままのイントロがあまりにも
いいもんだから、Aメロに入ってもそのイメージが
抜けきれなくて、いつもとは少しだけ違った
歌唱だったりなんてある。
どこまでもまったりしたくて、僕がテンポを
引っ張って唄う時もたけちゃんのピアノは
真綿で包む様に僕のボーカルをサポートしてくれる。
決して袖を引っ張ったりしない。
ある曲はテンポが、いつもより少し早く
感じたが歌で調整しようとせず、
身を任す様に唄っていたら、
僕が望んだテンポでは無いのだが段々と
気持ちよくなって来ることがある。
「そうか!このテンポもありなんだな」と
面白がってそのテンポを楽しんでいる
自分を自覚することもある。