初めて長崎の地を訪れたのは、
デビュー曲「白い冬」の
プロモーションで全国各地を
回った時だったと思う。
放送局や雑誌の取材に同行したのは
CBSソニーの福岡か長崎支社の
体格のいいお姉さま(おばさま?)
ラジオ局に行くとその彼女が
カバンから六花亭の「ふきのとう」
チョコレートを札束のように取り出し
これを持って「ふきのとう」です
よろしくお願いしますと言って
デスクを回ってきなさいと言った。
笑顔のないままデスクを周り
思案橋のチャンポン屋さんで
「もうやらない」というような
ことを言ったような朧な記憶がある。
その時のチャンポン屋さんは
今でも思案橋の入り口にある。
そう、あれから47年!
北海道出身の僕には今でも長崎は
憧れの街のひとつだ。