ほぼ中間に位置する。
あらかじめ下味を付けて食べる
「味付けジンギスカン」の発祥の街。
「松尾ジンギスカン」はここで生まれた。
沼田町の我が家は 僕が 物心ついた頃から
この味付けジンギスカンが普通だったんだ。
お袋が市販の「ベルのタレ」にりんごや
ニンニク、生姜などを擦って、 我が家
特製の味付けジンギスカンを作ってくれていた。
札幌に 出てきて本流?のタレにつける
ジンギスカンを食べたが僕には
味付けジンギスカンが故郷の味なのだ。
北海道出身の友人達と久々に松尾ジンギスカンを
食べに赤坂に出かけた。
それにしても赤坂の松尾ジンギスカンは
北海道のそれに比べると 見事にドレスアップ。
定食屋さんから高級レストランに変身したかのようだ。
見た目だけではない、味の方も 大変素晴らしい。
ジンギスカン鍋も改良されていて周りの溝の部分が
広く取ってあるので 野菜を煮込むスペースが多い。
女性向けにヘルシーさを強調したものであろう。
店頭にそれ以前のかたちのジンギスカン鍋が
なんと破格の1000円で売っていた。
店員さんに重さが2〜3キロあると言われたが
それでも抱えて帰るメリットは甚だ多い。
ビニール袋に入った松尾ジンギスカン鍋を抱えて
私は帰りの地下鉄に乗り込んだ。
赤坂駅周辺はこの日も「ハリーポッターの世界」
僕は向井理さんの時に観劇していた。
いくつになってもファンタジーっていいよなぁ。