「3泊とも同じホテルにしましたから、少しのんびりしましょう」
「レコーディングの練習をするつもりだけど、どう?一日くらい
どっか行く?」「一応、そう言うと思って霧島神宮ぐらいは
行こうかと思っていましたが、ツボさんどっか行きたいところありますか?」と山内さん。
その時私は、ピカッと閃いたのだ。3日もオフがあるのなら
自分がいけるとは想像もしていなかったあの「聖地」へ行く
「時」が来たのかも知れない。
その聖地の名を告げると山内さんとマネージャーは目を輝かせた。
「神話の世界から脱却し日本の歴史が始まったあの場所へ」