ここ生田神社でも派手な節分のイベントがあるらしい。
その時間は丁度リハーサルなので生田神社には早めに
挨拶に行ってきた。
ここの神様の名前は「稚日女尊」・・
「ワカヒルメのみこと」と言う女神様です。
天照大神の幼名とか、妹さんとか言われていますが、
細坪教授はそう考えません。
生田神社には稚日女尊やこの地とおそらくは縁の深い神々も
併せて祀られている。
たとえば、天孫ニニギを九州から畿内まで案内した
巨躰巨鼻赤目だったという「異形の猿田彦」
お酒の神様という以外は謎の「松尾大神」
アマテラスが閉ざした大岩の扉を力ずくでこじ開けた「手力男命」
と、何だかクセの強い神々が鎮座しております。
その中でも私が注目しているのが「蛭子尊」・・「ヒルコ」
日本神話によると「伊弉諾&伊弉冉」の兄妹でカップルの神が
次々40人くらいの神々を生んだとされています。
アマテラスもスサノオも火の神「カグツチ」もみんなそう。
でね1、
「伊弉諾&伊弉冉」が最初に生んだ神様がね
「蛭子(ヒルコ)」なんです。蛭子は「恵比寿」「戎」とも呼ばれてます。
ヒルコは生まれてから3年たってもいっこうに成長しないので、
可哀相に葦の船に乗せられて河に流されました。
なので「水蛭子」ともよばれます。
「恵比寿」で思い出すのは、あの出雲の「オオクニヌシ」の子供の「コトシロヌシ」です。
事白主は「恵比寿」と呼ばれていました。
彼は父の大国主命が
「天照大神からこの国を譲りなさいと何度も言われてるんだけど」
「別にいいよ。譲れば。」と言って釣りをしていた船の上から海に身を投げた。
ヒルコもエビスも水に縁があります。
そんな「蛭子」も生田神社に祀れているんですねぇ。
でね2、
ここで生田神社のメインの神様の名前を思い出すと・・・。
なんと「ワカヒルメノミコト」
幼いの意味のワカと尊称のミコトを抜くと「ヒルメ」となる。
「ヒルコ」と「ヒルメ」
絶対にこのふたりは「伊弉諾&伊弉冉」同様に
非常に縁の深い男女神ではなかろうか?
そう言えば、
この地域には「エビス」の総本山「西宮神社」がある。
ヒルコもエビスも天孫族に追われた神・・・・・・・。
この謎は・・・・隠された裏古代史なのか?
おっと、リハーサルの時間じゃ!