A「線香花火」とB「冬の花火は思いで花火」という
天野作の歌がある。
線香花火に火を灯して、柔らかく燃える火薬の
細く伸びては、はかなく消えてしまう光の筋を
ふたりで、あるいはひとりで静かに
眺めている風景を唄っている。
しかもこの歌の中に出てくる「線香花火」はおそらく同じ物。
Aの時に使い残った少しだけの「線香花火」をBで燃やしている。
昔は何も考えていなかったこの2曲の裏ストーリーを
中村や平賀に聞いてからはこの歌達の味わいが変わった。
プライベートな天野の横顔が浮かんで来るようになった。
・・・・・いい歌だ。
今度「線香花火」を唄ってみようかな
「冬の花火は思いで花火」を唄う係でも〜。