オープニングとアンコールでは
私達と客席を埋め尽くしたみなさんで大合唱。
先輩達のステージを舞台の袖でみてたのですが、
冗談で「このメンバーではまだまだ若手の細坪です。」と
よく言いますが本当に「俺は若手だなぁ」と今回実感しました。
何だろう。カッコ良いんだよね、先輩達。
僕が感じたのはこんなことだ。
ヒット曲があるとか、歌唱力があるとか、
長く唄い続けているとか、個性的だとかはもちろんなんだけど、
何か別のものを、こうせつさんにも二郎さんにも
鉄矢さんにも感じたんだよね。
あえて言葉にしてみると。
ステージだけに限らず、たくさんの大きな場面を幾度も
くぐり抜けて来た男達だけが手に入れる事の出来る
「凄み」みたいなものを発散しながら
フォークソングを唄っている。
70年代の歌も男達の生き様を通過して
今の歌として成立しているのだ。
打ち上げ会場で挨拶の番が回って来た時、思わず
「先輩達は妖怪みたいですね。」と言って会場をしらっとさせた
のだったが、僕が言いたかったのはおそらく
こんな事だったのかもしれないと今なら思う。
そんな中でまだまだな私も久保田&河合に助けられ
しっかり任務を果たしたのですよ。
私も70歳くらいまでには、
あの「凄み」を纏うことが出来るのだろうか?
素敵なみなさんとのジョイント(他流試合?)のおかげで、
楽しい課題がまたひとつ増えるのだった。