守山でコンサートをする様になて
何年になるだろう。もう3〜4回は
この大きなホールで唄わせていただいている。
これも京都の今西さんの尽力だ。
「京都、神戸、大阪とやって来てますが
今度はエリアを広げて志賀あたりはどうかな?」
とある日の打ち上げでそんな提案を
してくれたのだった。一も二もなく、
志賀侵攻作戦は実行され、星のお兄さんのいた
「プラネタリュウム」やライブハウス仕立ての
酒倉で唄う様になった。
そして5年ほど前になるだろうか、新たに
守山市民ホールを用意してくれた。
小ホールとはいえ満席で300人のホールだ。
大都市とは言えない守山市での300は
僕の集客力を超えているのだが、
「少しずつ増やしていきましょう。」という
今西の言葉に勇気づけられたことを憶えてる。
コロナ禍とはいえ、おそらく久しぶりの
コンサートだったせいか客席には滋賀県以外の
方々も駆けつけてくれていた様な気がする。
客席の半分は空席だったけれど、僕には
ホール中に暖かい濃厚な波動が終始
満ちているのを感じていた。
いつ唄ったのか忘れていた「春の雨」
オープニングは懐かしい春を皆さんに・・・。