間奏からツルさんのバイオリンが入ってきます。
40年前、東京に出てきた当初僕は会社が用意してくれた
六畳ひと間の六本木のアパートに住んでいました。
その後 自分で探した渋谷のマンションに 引っ越します。
本当の意味での東京の一人暮らしがここから始まりました。
その日の朝の風景と札幌から東京に出てきた
あの時の心情を重ねながら・・・ 唄いました。
そして「夕暮れの街」へと続きます。
イントロが始まると緞帳が上がってステージの奥行きが
広がってゆき、30年以上の付き合いのメンバーたちの
シルエットが浮んで来ます。
プロになることが決まってからレコーディングされた
デビュー曲の「白い冬」。
プロになるきっかけを与えてくれた「夕暮れの街」
40年後にも、こうしてステージの上にいるとは夢にも
思っていないまま唄い続けてきた・・・・・
今となっては僕にとっても、とても大切な2曲です。