解説によると古代史のヒーロー「日本武尊」のお父さんの
12代景行天皇の時代らしいのだが、それも怪しい。
だいたい景行天皇は137歳まで生きていたとされてるあたり、
日本武尊同様に実在は疑わしい天皇のひとりだ。
そしてこの神社に祀られているメインの神様と言うと、
底筒男命、中筒男命、表筒男命(ウワツツノオノミコト)
の三人なんだ。知ってる?
知ってるひとはエライ。
この3人を一人に見立てて「住吉大神」という。
そう、あの「住吉大社」「住吉神社」の神様だ。
海の神様で「筒つつ」は星のことで、
オリオン座のベルト3っの星たとも言われてる。
こんな伝承もある。
仲哀天皇がこの神様のお告げを軽んじた翌朝、
仲哀天皇は死んでしまった。
奥さんの神功皇后が宿した赤ちゃんこそこの国の王であると
告げる。神功皇后の生んだ男の子こそ15代応神天皇で、
宇佐八幡宮の八幡様となった天皇だ。
その応神天皇の父は、夫の仲哀をなくした後に神功皇后の
枕元に現れた「住吉大神」ではないかという説もあるのだ。
チョット、なんだか複雑でこの立磐神社との繋がりも私には
いまいちなのだがおそらく「住吉大神」がこの神社(聖なる場所)に政治的な意図を持って後からやって来たと妄想する。
この聖地の本来の「神の依り代」は、本殿の裏側にあった。