諏訪大社は縄文時代から続く アニミズム
「 自然崇拝」の 名残りが今も続いている神社。
神様の依代(神が宿るもの)とされる剣や鏡のような
「御神体」を納める本殿と言う建物がここにはない。
普通の神社には必ず本殿があって、拝殿から
そこに向かって参拝者は手を合わせるのが常だ。
ところがここ 諏訪大社には本殿がないのだ。
神を拝むための場所である拝殿があるだけなんだ。
ではその拝殿で、どこに向かって何を拝むのだ?
「 自然崇拝」とは 石や木、 風や雷などの
森羅万象全てに神が宿ると言う古代宗教だ。
反して「 偶像崇拝」 というのは神々をあたかも
人間のように見立てて像を作りそれを
神や仏の依り代として拝むと言うものだ。
つまりここは、天照大神を御祖(みおや)
としてたてまつる神社が出来る以前からの
日本の聖なる場所のひとつなのだと思う。
日本人の源流(ネイティブ)を感じさせる長野県は
大和朝廷以前の日本の中心地かもね。
四つの諏訪大社のうち 「たけみなかた」が
出雲からやってきて最初に居を構えたと言う
「かみしゃまえみや」にだけ「本殿」があるが 、
調べてみると昭和6年の 伊勢神宮の
神宮式年造営の際の古材を使って
昭和7年に現在の本殿が建てられたとある。
古代の長い歴史から考えると、 思い出したように
まるでつい昨日、ぽっと建てられたみたいなものだよね。
日本神道の頂点である伊勢神宮でさえ
この諏訪大社には一目も二目も
置いているという事だよね。
しかも、 諏訪大社の御祭神は「国譲り神話」の時に
天孫族と戦って敗れた「おおくにぬし」の
次男なんだよね。(長男は鯛をかついだ恵比寿様)
よく考えれば 伊勢神宮の敵じゃん。
なのになぜ伊勢は諏訪に気をつかう?
僕らが 学校で教えてもらっていない
何かがあるよね。