｢最上川tsubo下り｣今年もありがとうございました｡
また唄いに来ます｡ 箸休めの笑える話も用意して｡
 酒田は 日本海側なんだけど山形市はほんとに 深い深い山の中の街というイメージだ。 仙台や盛岡よりも僕には山形は東北感が強い。 青森と同じくらい神秘的な所。 出羽三山信仰､山寺、蔵王尊、修験道、即身仏・・・。 古い日本家屋の奥にある滅多に入らない畳の間｡ 山形はそんなファンタジーな妄想抱かせてくれる 九州､畿内とは違う､日本の中心ではない もうひとつの東の日本の横顔が色濃く感じられる。 古代史､神社仏閣お宅には一層魅力的なworld｡ 古代史においていつか再評価される日が来るだろう｡   テルサでは久保田さんがギターとピアノを駆使して 酒田とはまた一味違う風景を作ってくれました。 特に前半バラードの「花束」はとてもいい感じ。 ファンの皆さんと自分を重ね合わせて、 語りかけるように歌う細坪は とてもうれしそう。   最近、山形市はテルサがいつものホールに なっているが、初めの頃は僕のコンサートに してはとても広く感じていて 「大丈なんかな？」と内心思っていた。 今回、満員とは言わないが席が埋まっているのを 見て山形のスタッフの皆さんに感謝の気持ちが湧くのでした。 山形ソロの最初の頃、とても印象に残っているのは 山形県郷土館「文翔館」議場ホール。 レトロな建物で 「おじいちゃんの古時計」の 歌ような安心感があったのを思い出す。 いつしか山形にもいろんな思い出が増えて・・・。  最近は 深酒もしないので目が覚めるのが早い。 朝食券が あるの思い出しふらりと行ってみた。 あれこれ美味しそうなのでついついプレートに いろんなもの詰め込む。 これは「美味しいものを少しだけ」ではないな。 だが、 山形のコンサートに向けてチャージ完了。   ソムリエの資格を持っているお店の店長さんが こちらが注文もしていない珍しい一品を 僕らの部屋に持ってきてくれる。 レバーのカツレット（レバカツ？） 蜂の巣（後2番目の胃） 上野ちゃん常連様って恩恵がすごいんだね。   この頃は「美味しいものを少しだけ」な 食生活を実践しようとしている。 「食べ放題」「飲み放題」の文字に あまり興味を惹かなくなった。 だが、肉だけは別なんだよなぁ。 コンサートの後はなおさら別格。  上野ちゃんはふきのとうデビュー当時の 北海道ツアーに照明として参加。 なべちゃんはふきのとう後期にノースロードの スタッフとしてふきのとうツアーに参加。 思えば40年~50年のお付き合い 。 旧友と今でも現役で仕事ができているって 当たり前のようで実は最高なことだよね。   酒田はピアノなしで久保田さんは終始 ギターでサポートです。 最初はどこの場所もこのスタイルだったよね。 違う形でステージングするからこそ それぞれのカタチでの良さや深さ、そして マンネリ具合も浮き彫りになってきて 次に何をやりたいのかが見えてくる気がします。 ピアノなしのステージはとても新鮮でした。 自分たちが楽しめることが1番です。   2年に1度のペースで「最上川ツボ下り」を 主催してくれる上野ちゃんが「 今日の 酒田はSソールドアウトだからね」という。 確か2年前もたくさんの御来場だったような 気がしたので「 2年前はどうだった？」 と聞くと上野ちゃんは「調べてみようか」と 自分のパソコンを開いて こういった。 「 2年前もソールドアウトだったよ。」 「じゃ、 6年前の酒田は？」 パソコンに目を落とし笑顔でこう言った。 「 6年前もソールドアウトださ」 人数にこだわるわけではありませんが コンサートに弾みがつくってぃものであります。 「 にんげんだもの。」   50周年ツアーで酒田には来ていなかったので この日のメニューは50周年+蒼の時代を過ぎてもの 合体メニューとなっております。 やりたい曲や、やってみたい曲が いっぱいあるのでツアーの間に曲目の入れ替えが 少なからずあると思われます。   ステージアンサンブル東北の社長上野さんと
酒田で合流して食事会へ。 それにしてもこのコロッケでかすぎる。 「親父のコロッケ」だっけ？ タケノコポリポリ初夏の味。  薩摩隼人の鹿児島と大隅隼人の鹿屋の 2カ所でコンサートをすることができました。 ちなみに隼人族の祖先は 火闌降命（ホノスソリ） またの名を火須勢理命（ホスセリ）通称「海幸彦」。 そうなのだ、天皇家直系の「山幸彦」の兄さんの 「海幸彦」がなんと鹿児島人の祖先だというのだ。 弟に釣り針を貸してあげたのに逆にやっつけられた あの兄さんの系譜が 鹿児島人だと日本書紀に 書いてあるのだ。「釣り針の神話」は 天津神と国津神の侵略の逸話だったんだね。 びっくりした。 野間岬になんかあるな。 九州は美味しくて面白いよね。 間違いなく私は歌を唄いに九州に来てるんですがね。 山内さん今回もありがとうございました。 鹿児島の皆さん楽しかったですありがとう。 今回は初めて再接近で桜島を見せていただきました。感動！   とっても手ごたえのあるコンサートでした。 「 蒼の時代を過ぎてもツアー」に弾みがつきました。 今度 鹿児島の皆さんと会えるのは11月8日ですね。 二郎さんやおけいさん、平賀さんを誘って 歌いに来ますよ。 きっと盛り上がるコンサートになるでしょうね。 ともあれ、 今日川商ホールに来てくれた皆さん どうもありがとうございました。 僕的には「人生のかほり」を自分のイメージした 世界観で表現出来たことがとても嬉しかったのでした。 天国に行った仲間たちや家族に合掌。  以前、鹿児島のおでん屋さんで久保田さんが 日本酒を注文したことがあった。 当時の 鹿児島はまだ日本酒を出してる お店が少なく、そのお店も 日本酒は1種類の銘柄 しか置いていないと、 女将は言う。 焼酎にすればいいんじゃないのと言う目をしていた。 それでも久保田さんは熱燗を２合注文した。 出てきた熱燗は 火傷するほど熱く、慌てて 久保田さんはおしぼりで唇をぬぐった。 「 とんでもなく熱いですね」という 久保田さんの 言葉を受けて、 目線を遠くに置いたままで女将は 「 70秒は長かったのね。」と言った。 女将は 日本酒を電子レンジでチンしてたのだった。 懐かしい思い出のエピソード。   鹿屋とはまた一味違う選曲でのステージング。 久しぶりの曲やテンポアップの曲などを交じえ 少しポップな要素を取り入れてみた。 「 蒼の時代を過ぎて」ツアーのカタチが整ってきた。   鹿児島のお客さんのイメージは、 落ち着いて静かに コンサートを味わってくれる 少し上品な雰囲気を持った方達だと思っていました ・・・・今までは。 懐かしい友達と 久しぶりに出会った同窓会の ように とても会話が弾んでいるようでした。 ホールに流れるコンサート前のBGMが 聞こえないほど賑やかなのでした。 開演ギリギリになってもそれは変わらず なごやかさが充満していました。 そんなホームのような 心地よさの中で コンサートは始まりました。 もちろん開演すると 待ってましたとばかり 皆さんステージに集中してくれています。   「ここのラーメン、オススメだと地元の人が
言っていますよ。」との東京の友人からの 情報でチョット気になっていたラーメン屋さんに コンサートの前に行くことにした。 どうやら行列のできるお店のようだった。 黒豚チャーシューに大盛りもやしその上に 揚げニンニクが 降り注いでいた。 鹿児島音協の満塩さんによるとここのラーメンは 昔ながらの鹿児島ラーメンの味を 保っているとのことだ。 とても美味しゅうございました。  鹿屋の皆さん、 楽しい時間を
ありがとうございました。 久しぶり感がまるでなかった。 それどころかとても温かく 迎えてくれた感じがしました。 次は8年後と言わず・・・ 元気でいられるかどうか分かりませんから 皆さんが・・・は、は。 また鹿屋に来れたらと思います。 ありがとうございました。   活火山とは言え、名残のような煙を噴き上げる 重大な脅威とも言えない鹿児島の象徴桜島。 というのが素人の僕の印象でした。 今回初めて、 桜島の威風堂々とした勇姿を初めて見上げて この火山はただ者じゃないと思った。 遥かなる有史以前からここは聖なる場所だった。 そうでなければどうしてあんな活火山の麓に 現代でも人が住んでいられるのだろう。 人々を惹きつける何かがこの山にはあるのだろう。 地底のマグマが運んでくる鉱物のミネラル。 溶岩の熱いエネルギー。 人に畏敬の念を抱かせる大自然の脅威。 で、 あらめて鹿児島の歴史を調べてみたんだ。 相当にやばいよ。 日本書紀に書いてあるんだけど、 アマテラス大御神のお孫さんが天上から 降臨して来てまず最初に歩いて向かった先は どこだと思う？ 遣唐使船の寄港地であり 奈良の唐招提寺のインド人「鑑真和尚」 フランシスコ・ザビエルが上陸した場所。 それが鹿児島の野間岬なんだよ。 そして天孫が高天原から降りるや否や まっすぐに歩いて向かったのが鹿児島の 野間岬なんだよ。なんで？ 長くなるのでこのぐらいにしときますが、 ぼんやり「桜島の鹿児島」ぐらいに思っていたが なんとどっぷり日本神話に 足跡を刻んでいるじゃないの。 というか、 日本最初の皇居は鹿児島だったのだ。 富士山浅間神社の女神木花咲耶姫は 実は鹿児島のお姫様だったのだ。 びっくりした。   8年ぶりのわりにはとてもアットホームな 雰囲気なので、これはもしかするとあちらこちら から応援に来てくれた皆さんが実の所 たくさんいるんだろうなぁと勝手に思い込み 「鹿屋以外からの方はどのくらいいますか？」 と聞いてみたところ意外に少ない反応だった。 ジモティがこんなにアットホームならば 8年振りと言わずもっとたくさん鹿屋に くればよかった・・・・なんてね。 |
