それぞれのsingerが各々の世界観で
ステージを彩りそして繋いでゆく。
いよいよ僕の番になった。
東京と言う街で今日まで暮らしたことを
心の変遷を綴ったハートオブゴールド。
河合さんに参加していただいて、
思い出のデビュー曲白い冬を唄った。
「 ちょっと曇り空だけど今夜は雨は降らないと
言う予報だったので春雷を歌います。」
と 挨拶をしてから春雷を歌いだしたあたりから,
空模様が怪しくなりポツリポツリと冷たいものが
空から落ちてきたのでした。
春雷が終わり、野音での自分の役目はきっちり
果たせたかなと安堵しながら、
心優しき こうせつさんファンの声援に
送られてステージを降りる。
まぁ、この程度の雨ならば大丈夫。
楽屋で一息ついている僕にスタッフが駆け寄り
こう教えてくれた。「 雨が本降りになりました」
「えっ、 やっぱり 春雷を歌ったから?」
「それはどうかわかりませんが、
次の小室さんが 1曲目に「雨が空から降れば」を
歌い始めた途端雨が本格的に降り始めました。
「 しょうがない、雨の日はしょうがない」と
小室さんが唄っている中、 雨に濡れ始めた観客は
「その通りだ」 とてもいい言いたげに事前に
用意していた雨合羽を慣れた動作で着始めた。
「 細坪さんや小室さんのせいじゃありません
こうせつさんの野外コンサートに雨は
当たり前なんです、 ファンの皆さんも
雨は想定内なんです」と、慰めてくれました。
打ち上げの時にこうせつさん本人も
こんなエピソードを語ってくれた。
「 昔、小室さんが 雨が空から降ればを唄った時も
今日みたいに雨が振って来たんだよ。 でも
その後に加山雄三さんが出てきて
「 大空染めてゆく夕日色褪せても・・・」って
唄ったら、 あれよあれよで、空が夕焼けに
なったのよ、 あれもすごかったねぇ」と
その日のことを回想しているようだった。
細坪45周年の野音もなかなかの雨だったよね。
来ていただいた皆様には申し訳なかったけれど
僕にとっては忘れられない1枚の絵画です。
逆に2011年の野音は爽やかな一日だった。
ステージのヘリに腰掛けギター1本で
「雨上がりの午後」をみんなと歌った オープニング。
そうだあの映像がある。
今度MoonMovieにアップしてみよう。
奇しくも9月21日はふきのとうデビューの日。
野音ファイナルコンサートのアンコールには
雨も本格的に降り出していた。