福岡空港に到着する。
「細坪さんですよね?」と
宇佐元が私の顔を覗き込んだ。
あらあら、久しぶり!
何年ぶりだろうね。
つい先だってこんなことがあったばかりなのだ。
東名高速を車で走っていると携帯がなった、電話の主は宇佐元恭一。
「ツボさん、さっき海老名のサービスエリアにいました?
たぶんそうかなと思ったんで、
確認の電話です。」
「やっぱりいましたか!僕も居たんですよ。久しぶりです。」
なんて事があったばかりなので、
この奇遇さ、縁の繋がりに
喜ぶ私たちであった。
宇佐元は4日に福岡での
コンサートをひ控えているようだった。