20数年前に「僕にツボさんのコンサートをさせて下さい」と
青年のなべちゃんが直訴してくれたのは、ここ山形だった。
ステージ横に立っているメガネが曇っていて顔が見えなかった。
その時のイベンターに誘われて福島からやって来ていた
青年なべちゃんは直訴した後、会社の上司になんて説明した
らいいのか頭を抱えたらしい。
ナベちゃんはまだ今ほど権力ないし、僕は集客力ないしで、
困ったらしい。以來、東北国取り物語がスタートする。
いつしか東北全県でコンサートが出来るほどになった。
なべちゃんのおかげです。
四六時中、マネージャーは仕事の打ち合わせ電話を
しているのだが、相手がナベちゃんだとすぐに分る。
携帯から顔が出てるんじゃないのと思うくらい声がデカイ。
今回は舞台監督としての参加だったが、打ち上げもないし、
移動の車も別なので、いざ携帯を見るとナベちゃんの写真が
1枚も無かった。すんません。全ヶ所に参加してました。