ネットを見ていたら、
宇都宮・・・は、「一宮」が訛ったと言う説が有力なんだって。
その地方で一番権威のある神社を「一宮」という。
では、宇都宮の「いちのみや」はどこ?
それは「二荒山(ふたらやま)神社」だそうだ。
まぁ、実に古い時代の神社らしいよ。
第10代天皇である崇神天皇の息子の子孫が建てたらしい。
大和朝廷開闢にまで遡っちゃうよ。
いや、これは古いよ。
以前、歴史上の3人の天皇が同一人物だと言ったことあるよね。
初代神武、10代崇神、15代応神天皇の3人だ。
8世紀の天皇家とそのスタッフはその権威を確固たるものに
すべく編纂された日本最古の歴史書である「日本書紀」の中で
「天皇家はとんでもなく古い古い時代から偉いんだぞ!」と
言うことを知らしめるために、一人の天皇の事蹟を3人分に
水増して天皇のルーツを誇大に古く設定しちゃったらしいよ。
でさ、「二荒山(ふたらやま)神社」に祀られてるお方が
崇神天皇の息子さんなんだよ。
つまり、古代日本を最初に「統一」したお方の息子さんが
栃木県宇都宮の神社に祀られているのさ。
まぁ、近畿地方からここら辺りまで攻めて来た事のなごりだと
言うことかもね。それよりももっと凄いことがあるのさ。
初代天皇の息子と同格に祀られていたのがなんと、
「大黒様と恵比寿様」なんだよ。なんか縁起いい感じだよね。
でもね、細坪的にはチョットぞくっとしたね。だってさ、
「天皇家が統治するからあなたの国を譲りなさい」と言われて
やむなく島根県の出雲を追放された出雲の大王
「大国主命」(大国主)とその息子「事代主」(恵比寿)が、
統一国家の礎を作った男の息子と同じ神社に仲良く祀れている?
マジか?
敵同士でしょ、普通あり得ないしょ。
何故?
そこで
この神社の名前を思い出してみる・・・「二荒山神社」
自分たちが征服した出雲民族の二人の荒ぶる神を鎮魂するために
建てられた古代の神社、そしてその二人を監視するかのように鎮座するもう一人の神は征服者の息子・・・・「豊城入彦命」
本当?しかも何故に栃木県でなければならないの?
「国譲り」の伝説の地は実は島根ではなく栃木だった?
おぉぉ〜〜!
でも間違いなく古代出雲の皆さん、栃木に来てるね。
ちなみに埼玉も出雲の匂いぷんぷんだしね。
宇都宮の皆さん、また行くからね・・・・ふたらやま神社へ?
なんてね。
あの、これすべて古代史が大好きな細坪の妄想、幻想ですから。