あるからデビュー前の経験として前座で
出演させるから。」と当時札幌のラジオ局の
ディレクターだった竹田健二さんに言われた。
竹田さんとは東京で行われたフォーク音楽祭の
全国大会に帯同してくれた方だ。
そんな経緯でNSPコンサートの前座を務めた。
今はオープニングアクトと言うよね。
そして何故か打ち上げにも呼ばれたのだった。
「君たち、なかなかいいよ、プロになれるよ。」と
末席に座っている僕らのところまでやって来て
ビールをついでくれた天野の顔を今も憶えている。
その場には中村も平賀もいたはずだが、大人数の
上座にいただろうふたりの記憶はあまりない。
しかし、間違いなく平賀との出会いは50年を経た。
反省期・・・いや半世紀となる。びっくりなのだ。