「立ち上がり 用事忘れて また座る」
「メモ書きの 書いた所の メモがいる」
蔵王の神社の灯籠に書かれていたような
中高年の自虐的ユーモア川柳って結構あるのね。
私は、嫌いではない、結構好きだ。だがあまり見過ぎると、
飲み会の時のオヤジ達の度が過ぎた「ダジャレ合戦」が
一段落した後の「ふぅ」と言う虚無感に似たものがやって来る。
「まだ生きる つもりで並ぶ 宝くじ」
「目覚ましの ベルはまだかと 起きて待つ」
この頃、朝型でも夜型でもなく眠たくなるまで起きている。
しかも睡眠時間が短くなっているので、明け方6時くらいに寝て
爽やかに朝9時に目覚めると、さすがに何かが心配になる、何が?
たしか、俺も宝くじ買っていたなぁ。と思い出した様に
あちらこちら引き出しを探してみるが出てこない。
宝くじ しまった場所のメモがいる(tsubo)
期限切れ 7億円の予約券(tsubo)
「「こないだ」と10年前の 話しする」
「ご無沙汰を 故人がつなぐ 葬儀場」
私の友人にも昔いたなぁ。
久しぶりに会うと必ず「同じ話」をする人。
しかも話の内容はご自分の「武勇伝」でその上、
毎回ごとに脚色が激しくなっていて、彼の頭の中では、
自身で語る「妄想」が「実話」を越えて「現実」に
なっしまっているのだと思う。それを聞いていて、
あらためて訂正して差し上げる者もいなくなった。
彼の「妄想」の出演者のひとりである私とて・・・。
細坪君の「熟成された妄想」も、他の方達を傷つけ、迷惑を
かけているやもしらん。「人の振り見て我が振りなおせ」ですわ。
「恋かなと 思っていたら 不整脈」
「クラス会 食後は薬の 説明会」
確かに、食後に処方された薬を飲んでる友人は
たくさんいますなぁ。幸いなことに私はサプリ以外の
常備薬持たない。強いて言えば「賢者の食卓」と
特別な?朝に飲む「ソルマック」だ。
定期的に日帰り「人間ドック」にはゆく。
いつも結果はだいたい良好だ。
一度、「そろそろ出しますよ。」と言われてビニール袋一杯の
「血圧」やら「尿酸値」やらの薬をお土産に持たされた。
ところが、私には自覚症状が一切ないのだ。
でも「しょうがないか、先生がそう言うのだから」と
一旦は覚悟したのだが「そこが何かの境界線」のような
気がして、やはり薬を飲む気持ちにはなれないのだ。
飲み始めたら、もう一生飲み続ける事になると
聞いた様な気もするし・・・。
持ち帰ったビニール袋を返却するわけにもいかず、
申し訳ないけれどダストボックスにシュートしたことがあった。
その後、先生から「数値は正常ですよ」という
有り難い「お言葉」をいただいたので安心している。
「定期的」に飲む薬品は異常になった患部を治癒する代わりに、
おそらく正常な他の場所をも静かにボディブロウ攻撃している
ような気がするんだよね。お医者さんと相談しながら
薬品治療を続けている方はたくさんいるし、
薬が悪と言うことでもなく、僕が重大な疾患を持ってないから
楽観的に言える事なんだろうけどね。
僕が今でも「365日水シャワーを浴びている」と言うと、
「絶対身体に悪いよ!」と言われることがあるけれど、
ぼくは「素晴らしい健康法」と思っている訳なんだ。
そうなるともうある意味、自分の経験と共に芽生え、身体が
答えを出した「信仰」だよね。
「イビキより 静かな方が 気にかかる」
人様に迷惑をかけない暮らしって、案外不便で面倒くさいよね。
だが、指示されたわけではなく、付和雷同しているのでもなく、
良かれと自分で決めてやっていることだ。
ご同輩!健康第一でこの季節を乗り切ろうではないか!