名古屋のラーメンフェスのイメージが
残っていたんだろうねぇ。
東京に戻るとすぐにでも スペシャルに
美味しいラーメンが食べたくなった。
そんな時に足が向くラーメン屋さんが
僕には都内に2~3軒ある。
ここはもう40年位の付き合いになりますが、
少し離れているので最近は半年に1、2度くらい。
そんな年に2、3回の客の僕に、ご主人が
向けるまなざしは「常連さん」に対する
それだ。肌感で解る。
昔ながらのおいしいラーメンをすすりながら
昔は森本レオ似の ダンディな雰囲気のする
ご主人も、すっかり白髪のおじいちゃんに
なっちゃったね。などと 月日の長さを感じる。
時代に合わせながらマイナーチェンジしてゆく
攻めの味も好きだが、頑なに「 あの頃のままの味」
を貫く味も捨てがたい。 人間てわがままだね。
そうだった、優劣をつけなくていいんだ。
食べたい時にそのお店の暖簾をくぐる。
どれもが一番でいいんだった。
久しぶりなので、
チャーシューにワンタンに卵の全部のせを注文。