以前、鹿児島のおでん屋さんで久保田さんが
日本酒を注文したことがあった。
当時の 鹿児島はまだ日本酒を出してる
お店が少なく、そのお店も 日本酒は1種類の銘柄
しか置いていないと、 女将は言う。
焼酎にすればいいんじゃないのと言う目をしていた。
それでも久保田さんは熱燗を2合注文した。
出てきた熱燗は 火傷するほど熱く、慌てて
久保田さんはおしぼりで唇をぬぐった。
「 とんでもなく熱いですね」という 久保田さんの
言葉を受けて、 目線を遠くに置いたままで女将は
「 70秒は長かったのね。」と言った。
女将は 日本酒を電子レンジでチンしてたのだった。
懐かしい思い出のエピソード。