宇佐神宮には三柱の神がいる
私的に言えばここは3つの神殿の中に
御祭神が六柱もいるんです。
1の神殿には八幡様と応神天皇です。
私には15代応神天皇と八幡さまは
後世でひとつに合体されたんだと思う。
天皇と八幡様が同じとは思えない。
2の神殿には「比賣大神」がいる。
福岡にある宗像三女神のことだという。
これも私には納得し難い所だ。
それなら「比賣大神」というひとりの
名前にまとめるより3人のお名前を
ちゃんと明記するべきだろう。
3の神殿にいるは女闘将の神功皇后だ。
古代史のスターのひとり「ヤマトタケル」
の息子、14代仲哀天皇の奥さんなのだ。
南九州の熊襲征伐のために夫婦は、
それぞれの戦地から北部九州で合流した。
戦いの前に神託(神の声を聞く)をすると
戦うは熊襲ではなく朝鮮半島だと神託が
下った。それに従わなかった仲哀天皇は、
その直後、謎の死を迎えるのだった。
仲哀天皇の妻は神に従わなかった夫の
代わりに参謀の「武内宿禰」を従え
半島に出兵し大勝利をもって帰国した。
当時、九州地方ではジャンヌダルクの
ような大ヒーローとして凱旋帰国した
神功皇后を熱狂で迎え入れた。
妄想であるが、もともと宇佐には
八幡という謎の神と比賣という謎の
女神を祀る古い社があった。
そこに時のヒーローとなった神功皇后の
偉業を記念する場所として宇佐の古い社が
選ばれ、朝鮮出兵で多大な功績を残した
海人宗像氏の守護神三女神、息子である
「応神」をそこに加えたのではなかろうか?
参謀「武内宿禰」の祠も境内で見つけた。
あくまで古代史で楽しむ私の
妄想ですからね。
基本、神様や天皇家を愛してやみません。