コンサート会場の向かい側、
図書館の片隅に石川達三がいた。
石川達三と言えば「青春の蹉跌」
大学時代に読んだなぁ。
秋田出身の人だったんだ。
映画化されたので観に行った。
結構ショックだったなぁ。
主人公のエリート役がショーケン。
その彼女が桃井かおり。
お金持ちのお嬢さん役の檀ふみ。
アランドロンの「太陽がいっぱい」のような
最後は野望に満ちた男がとんでもない間違いを
起こしてしまう というストーリー。
なんかすごく覚えてる。
多かれ少なかれ 胸に刺さったままの
若さ故の過ちは誰にでも ひとつやふたつ
あるのかもしれない。