活火山とは言え、名残のような煙を噴き上げる
重大な脅威とも言えない鹿児島の象徴桜島。
というのが素人の僕の印象でした。
今回初めて、
桜島の威風堂々とした勇姿を初めて見上げて
この火山はただ者じゃないと思った。
遥かなる有史以前からここは聖なる場所だった。
そうでなければどうしてあんな活火山の麓に
現代でも人が住んでいられるのだろう。
人々を惹きつける何かがこの山にはあるのだろう。
地底のマグマが運んでくる鉱物のミネラル。
溶岩の熱いエネルギー。
人に畏敬の念を抱かせる大自然の脅威。
で、 あらめて鹿児島の歴史を調べてみたんだ。
相当にやばいよ。
日本書紀に書いてあるんだけど、
アマテラス大御神のお孫さんが天上から
降臨して来てまず最初に歩いて向かった先は
どこだと思う?
遣唐使船の寄港地であり
奈良の唐招提寺のインド人「鑑真和尚」
フランシスコ・ザビエルが上陸した場所。
それが鹿児島の野間岬なんだよ。
そして天孫が高天原から降りるや否や
まっすぐに歩いて向かったのが鹿児島の
野間岬なんだよ。なんで?
長くなるのでこのぐらいにしときますが、
ぼんやり「桜島の鹿児島」ぐらいに思っていたが
なんとどっぷり日本神話に 足跡を刻んでいるじゃないの。
というか、 日本最初の皇居は鹿児島だったのだ。
富士山浅間神社の女神木花咲耶姫は
実は鹿児島のお姫様だったのだ。
びっくりした。