「ハーベスト農園」で収穫した「島ニンニク」だ。
沖縄のまっちゃんが、掘り起こして東京に送ってくれた。
2日前に我が家に到着した。
「ハーベスト農園」というのは、まっちゃんの畑の一部を
使わせてもらって、「島ニンニク」を栽培したスペースを、
私達が勝手に「ハーベスト農園」と命名した訳で
要は、まっちゃんの畑で採れたニンニクの「お裾分け」です。
でも、確かに私と久保田君と竹内さんで、
まっちゃんのご指導の下で農作業に励んだことは間違いない。
腰に来たけれど、とても楽しかった。
国産ニンニクは青森が有名だよね。
僕もそう思っていた。
ところが、何年か前の沖縄ツアーの時に空き時間が出来て
郊外にある地元の人達が利用する大きな市場に案内して貰い、
いいろいろな面白い野菜をお土産に買ったんだけれど、
そこで買った「島ニンニク」に「ドハマリ」してしまった。
私は「スパゲッティ」作りの天才であるので、ニンニクは
切らした事がない。
家に持ち帰った小ぶりの島ニンニクにすっと包丁を入れると、
包丁に水滴が出来るほど、瑞々しいのだ。
その味も香りも上品で、ニンニク特有の「いい匂いなのだが
それ以上いっちゃうと存在をアピールし過ぎででないなかい」
感がない。実に爽やかで健やかなニンニクなのだ。
それ以後「ねぇ、ニンニク買いに行こう!」と沖縄に来るたびに
まっちゃんにおねだりするのだが収穫の時期で無ければ、
僕らがあの市場で出会った「島ニンニク」はないのだそうだ。
毎回残念がる私に「じゃ、植える?自分で。畑あるよ。」
で、遂に昨年末にまっちゃんのご指導のもと、爽やかで健やかな
ニンニクを植えたのでした。
その島ニンニクが立派なオトナになって我が家に到着したのだ。
島ニンニクの最初の料理は、ニンニクの香りをいただく為に
シンプルに「ペペロンチーノ」にした。
やはり、自分で植えた作物とは食べながら「会話」が生まれる。
まっちゃん! いつもありがとうです。
興行関係者には辛い時期ですが、この騒ぎが収束したら
またエネルギッシュに「跳び」まわりましょう。