今日はどんな感じですか?
東京は「鈍色の空」雷注意報まで出ちゃいました。
この頃は椅子に座っている時間が多いせいか
腰に重たい違和感を感じている細坪です。
皆さんの街に行けないので、今日も軽く茶飲み話でも・・
散歩に出て身体を動かそうかとも思うんですが、
「最小限の接触」を厳守すること位しか今はできないのでね。
にもかかわらず、身体を動かしていないのに何故か、
ご飯が美味くて美味くて「マジ、ヤバ」の体型であります。
「出不精」だと思ったら「デブ症」だった、ってか!
最近、僕の大好物の「緑の香り」を味わえないのが残念なんです。
人の好みを「横に伸びて行く水平線や潮の香りが好きな海派」と
「縦に伸びて行く山の高みや緑の香りが好きな山派」とに
分類出来るとするとぼくは間違いなく「山派」です、
しかも「緑の香り」は僕にとって「猫のマタタビ」です。
コンサートを終えて、そのまま次の街へ移動する事がある。
深夜、休憩に立ち寄った高速道路のサービスエリアで
移動車のドアを開けた瞬間に襲ってくる
「濃厚なむせるような山緑の匂い」が脳内に染み渡り、
思わず何度も何度も深呼吸を繰り返していることがある。
何故、緑葉や草の香りに惹かれるのか?
こんな風に思う。
「ある時代に海を渡って日本にやって来た渡来人(海派)
ではなく、僕は神話の昔から森の中で暮らしてきた山の民(山派)の末裔」なんだと・・遺伝子レベルで僕にはそれが明確に分かる。
とまぁ、僕の妄想としてはそれもあるのだが、
緑葉には青葉アルール、青葉アルデヒドが含まれていて、
それらは疲労回復、ストレス解消に有効なんだそうだ。
人は約400個の嗅覚受容体遺伝子を持っていて、
全遺伝子数は約2万2千個なので、嗅覚受容体遺伝子は
全遺伝子の約2%だそうだ。
「匂い」に遺伝子の2%の割合は多くない?
五感はどれも無くてはならないものだが、視覚、聴覚に比べると
「匂い」担当の「嗅覚」は後塵を拝するかたちとなる。
だが嗅覚は「嗅ぎ分ける」能力の他に神秘的な役割も
担っている気がする。
古来、宗教的な儀式には必ず「お香」が使用されている。
霊的なものと「匂い」には、深い相関関係がある様に思う。
遺伝子の2%だもの重要な役割があると睨んでいる。
「街で君の匂い感じて、思わず振り向いたことがあるのさ〜」
って、歌もあったねぇ。
「深い緑の風」を味わう日が来るまで、
さて、今日は「お香」、「エッセンシャルオイル」
どれで、気分転換しようかな。