初代天皇「神武」(ハツクニシラススメラミコト)
の船団は遙か遠い大和の地を目指して
船出したと伝説にはあります。」
「だから、この辺の漁師はあの島の間から船を出さなかった。
何故なら神武の船団のように二度と戻って来ないからです。」
美々津の港を指さしながら、ここ「お舟出の湯」の
施設長の野分さんと営業課長の児玉さんが説明をしてくれた。
天空の楽園「高天原」から九州宮崎の「高千穂の峰」に
降り立った山岳民族らしき一族が、いつの間に船団を組織する
技術を手に入れたのだろう。
ここは、「高天原」という異国の地から船に乗って宮崎あるいは
鹿児島に上陸し最終的に「高千穂峰」の麓に居を構えたと
考えるほうが自然な気もするよねぇ。
あるいは、九州を根城にするパイレーツを配下にしたとか?
わたしは「海から船でやって来た天皇家」的ストーリーが好き。