初代天孫ファミリーを祀る霧島神宮だ。
6世紀始めの欽明天皇の時代からあったらしい。
欽明天皇は聖徳太子のじいちゃんだと思う。
最初は高千穂の峰あるいは霧島連山の山奥で超能力修行をする
「修験者」が集まる場所に建てられた神社だったが、
火山の溶岩で度々炎上。あちらこちら移動した結果、1484年に島津の親分が再建したのが今の霧島神宮だ。もともとはここ霧島山一帯が境内だったと言う。壮大な神社じゃありませんか。
アマテラスの孫のニニギ、その子は海幸山幸でご存知の山幸こと
ホホデミ、そしてその子がウガヤ、でその子が
奈良の橿原まで旅に出た初代天皇神武となる。
その奥さん達も祀られてる。
ニニギの嫁は美人の「コノハナサクヤヒメ」。山幸の嫁は海神の娘
「トヨタマヒメ」で妹の名は「タマヨリヒメ」。
タマヨリは姉の子供「ウガヤ」の子守役をしているうちにいつしか
ウガヤと恋仲なり結ばれる。
この旦那さん三人を「日向三代」と呼ぶ。
ちなみに「神武」は各地で政略結婚的な感じ。
最初の嫁さんは「たたらいすけよりひめ」で彼女のお父さんは
「大物主(大国主命)」とも「事代主(恵比寿様)」とも
言われてるんだって。でもさこの神々は出雲でしょ。
神武は九州時代に子供が結構いたよ。
ね、「日向三代」の神々は神話で、神武は実在してる可能性があるねぇ。ただ神武が別の王の事蹟をいただいてる可能性もあるのよ。
めんどくさい、どうでもいい?
そうだね。
好天に恵まれ、私達は霧島のエネルギーを思い切り深呼吸!