「東の山々は幾重にも重なって まことに美しい。
あの山にたれか住んでいるか」 と尋ねられた。
そのとき、案内していたジモティの猿大海がこう言った。
「山中に女神あり。その名を「八女津媛」といい、
常に山中におられる」と答えたことが記録されている。
八女の地名は、ここから起ったといわれている。
でね、このやり取りには実に深い意味があるのよ。
景行天皇に誰か住んでいるのか?と尋ねられたとき、
「山中に女神あり、その名を八女津媛という」と答えた意味は
大挙して兵を従え九州征伐のために大和から進軍してきた景行天皇に「この土地は女が多く天皇と戦う勇猛な男は少ない、山から降りていって貴方と戦うなどと言う考えもありません。山から出ません。」という意味が込められていた。
八女の人々は、無為な戦いを好まず平和の内に共存する意思を
天皇に伝えた言葉だったのだ。
八女の人々は、「Love&peace」を
古代から実践する民族だったのかも知れない。
だから、その心優しき末裔達は私の歌を好んでくれるのだ。
・・・無理があるな。